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2010年01月27日

天城次世代会議メンバーと共に

どれほど自分が地元を知らないかを痛感して帰ってきた今回の
天城峠ハイキング。 普段は所々歩いているが全体を通して
歩いた事がなかった。そして今回は天城自然ガイドクラブの
土屋さんが同行してくれて色々山について教えてくれた。

天城峠の前のなまこ岩 土屋さん曰く「オーム」そのものだと言う
ナウシカで出てきたオームに確かに似ている。その岩に7月には
このあたりでしか咲かない「天城つつじ」がきれいに咲くらしい、

なまこ岩までの道はとても綺麗で穏やかな時間が流れていた、
途中には昔 自然の環境の中で作った氷の貯蔵庫まで残って
いた、

昨年この場所から上に上がって行き、八丁池まで歩いた、その途中
ブナの林があったのだが これがとても綺麗だったことを思い出す
しかし、土屋さんにブナについて教わると 以前の感覚とはまったく
違う気持ちを抱いた。やはり地元と言っても専門家の方が同行して
くれてすべてを教えて頂くとまったく「角度」が違うものだ、ただ見るだ
けとは何もかもが違った。

八丁池には行ったことがあると言いつつも 僕がこれだけ近くに住んで
いて これだけ「物を知らない」というのは情けない そしてこの日本で
も珍しく貴重なブナの森を遠くの人だけではなく地域の人にも知っても
らいたいという気持ちが溢れてきた。ネットで調べれば調べるほどブナ
の木は貴重だということがわかる

よく天城山300ミリとか台風などのときに表示されるが このブナの木
1本が8トンの水を蓄えてくれるそうだ、ブナが天城の山を守ってくれて
いる。 今 ブナは新しい木が育っていないそうだ 何故なら種を鹿が
食べてしまう為らしい。ブナの木は毎年種を落とすわけではなく6年間
ほどの周期で落とすそうだ 理由として考えられるのは「自分を守る為」

種を毎年まくとそこに動物が住みついてしまい 木が育たないことをブナ
は知っている、そしてすべての木が同じ周期で同じ年に種を落とす、
どの木かが指令を出すそうなのだ、これほど不思議なことはない そして
これは土屋さんがいなかったら僕は知り得なかっただろう

今回一緒に歩いた仲間たちも 驚きを隠せなかったらしい、そして皆
自分たちがこれほどすばらしい場所に住んでいながら 自分たちが知らない
事に気がついた瞬間だったと思う、観光資源というのは作るものではなく
すでに「ここにある」という事も知った。 ひとつ「高さがあがった」瞬間でもある

高さとは 今まで僕らは天城の旧トンネルまでをエリアとして考えていたが
このブナを知ったことで エリアの高さが上にあがったということ、土屋さん
に聞いたり 皆でまた見に行ったり 色々なことをして 知ることから始めて
行きたいと感じた。 自分が知ったつもりでは駄目なのですね 本当に反省
と共にこれを機に天城の山に対して「知りたい」という気持ちが芽生えた日

静岡の宮沢君の言葉を借りれば

「まずは 自ら」 

ですね

天城次世代会議メンバーと共に



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Posted by NPOサプライズ at 07:49│Comments(0)コラム
 
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